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イメージ伝達ゲーム

実施データ:2003年3月2日
      NECアートフォーラム・実践セミナー/美術ワークショップ
      戸板女子短期大学 三田校舎
対象   :一般公募 36名

内容:

一枚の絵の持つ情報を、「伝言」と「描画」を交互に行いながら、イメージを伝達し、その正確さを競う「伝言ゲーム」。
1チーム6人のメンバーのうち、半数の3人がイメージを言葉で伝える役割(=伝言者)、残りが絵を描いて伝える役割(=描画者)を担う。
最初の伝言者は「お題」の原画、その後からは前の描画者が描いた画面のみから情報を読みとり、言語で記録し、口頭で描画者に伝える。一方で描画者は、伝言者から伝えられる言葉だけを手がかりに絵を再現しなくてはならないうえ、伝言者に対しての質問や確認も禁止されている。この二つの記録・伝達のプロセスは交互に行われ、またその間は他人と接触することで情報がリークしないように、参加者は進行に沿って「事前待機室」「伝言室」「終了後の解放室」の移動を義務付けられる。

NECアートフォーラムでは、伝言者と描画者二人のペアによって「お題画」の再現をおこなう「ウォーミングアップ」に続き、上記のゲームを6チームに分かれ、2回戦で競った。「絵」から「絵」を模写するだけでなく、「絵」を「言葉」に変換し、再度「絵」に変換する。これを繰り返す伝達プロセスには、参加者それぞれの解釈や無意識が入り込む余地が増大する。ゲームはあくまでも正確な伝達を競うものだが、抽象化していく情報や言語を形に変換する際の誤解など、「脱線のプロセス」そのものが見どころである。


「言語で記録」したメモ

 


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