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音のある形

実施データ:1995年3月 5日間
      目黒区美術館 / サウンド・ワークショップ I
対象   :一般公募 高校生以上20名

音が生成される現場には、必然的な「形」が必ずある。
「音と形の関係性」や「音は視覚としてどう表現されるのか」を日常の中から考えていく5日間のプログラム。

内容:

  1. R・マリー・シェーファーにならい、街角のさまざまな音を聞くための「サウンド・ウォーク」を実施。参加者は小型テープ・レコーダーを携帯し、聞こえた音を分類・収録する。また聴診器を使い、マンホールの中など普段は隠蔽されている都市の音を聞く。
  2. 参観者それぞれが採取した音を全員で聞きながら、自分が聞いた音、聞いていない音を選り分け、その理由を考察する。
  3. 音の中に含まれる視覚的な情報の抽出するトレーニングとして、参加者それぞれの自宅から、玄関の扉を開閉する音を録音して持ち寄る。これを再生しながら、個々の扉の材質・大きさ・周囲の環境などを推測する。
  4. ボトルの大きさや形状と、その口を吹くことで出る音程の関係など、「音と形」、「音と環境」が密接に結びつく例を生活の中から探し出す。参加者は録音した音響とインスタント・カメラを使った画像を使って発表する。
  5. 音と視覚芸術がどうかかわってきたのか、主に音と絵画の関係に焦点をあて、美術史にそって解説するスライド・レクチャー。
 

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